大塚: 『愚民社会』のあとがきでも最後、捨て台詞的に書いたけどもね。久しぶりに世の中について喋る本を、ついうっかり出しちゃったんだけども、元々そういうことを言うのが嫌になったのは、話した後で「私は何をすればいいんですか?」って絶対聞かれるわけですよ。

宮台: うん。

大塚: でも、それが嫌だったんですね。

宮台: (笑)

大塚: 嫌だって言うか、つまり「自分で考えろよ」って言ってるのに、「それでは私はどうすればいいんですか?」って質問が返ってくる。そうじゃないわけですよね。